技術だより

2013年10月30日 水曜日

山口蓬春記念館改修工事をおこないました


山口蓬春記念館は、展示室を1室より3室に増築して 2013年10月25日(金) 
リニューアルオープンいたしました。

image1image2image3
 







正面入り口です。



 
ガラスに記念館の文字が、
タペストリーされています。


 
 木造の記念館とガラスの壁が、
 違和感なく混在しています。



 
image1  
建物を設計した建築家・吉田五十八は、
東京美術学校(現・東京芸術大学)の
同窓でした。

左写真は、外から見た2階画室です。
天井まである細い桟で構成された木製建具と、手前に見える繊細なラインを生かしたディテールの手摺(スチール)が木製建具の一部のように見え、手摺という要因を消しています。
吉田先生独特の、素材を生かしたゆったりとした空間構成が感じられます。





 





 

記事URL

2013年10月25日 金曜日

明王院(赤不動) ― 耐震診断

image1
            着工前全景
RC造 築40年の赤不動。

一昨年の大地震を受け、大きな被害はなかったそうですが、今後の事を考え同年10月から耐震診断が始まりました。

歴史ある赤不動を維持し、後世に残したいという御住職の想いをもとに、今年6月から耐震補強工事が着工いたしました。
 

image1 image2
フローチャート 耐震診断報告書提出内容

 

記事URL

2013年10月16日 水曜日

現代の「数寄屋住宅」が、まもなく完成します

 技術だより 2013.7.1 に紹介しました、畠山博茂先生の作品です。

image3
image4image5

                     
澄みきった秋の高い空に、ゆったりとしたオンリーワンの数寄屋住宅がまもなく完成いたします。
今もなお、長い時間軸の中で生き続けている数寄屋住宅とは、どのような住まいなのでしょうか。
確かに現代風の住宅とは、少し違うように感じられます。
日本人の心の隙間にある「すがすがしさ」を感じるのはなぜでしょうか。
 
image1 水平ラインは、どこまでも水平に
垂直ラインは、どこまでも垂直に
そして屋根のラインはどこまでもやさしくおおらかに
目に見えてくる要素は限りなくシンプルに

一つひとつの要素をとことん突き詰めていく。
そこに苦労もあれば、楽しさもあります。
研ぎ澄まされたデザインであればあるほど、ごまかしのない施工が要求されます。

数寄屋の仕事は、ごまかしのない仕事の中で切磋琢磨することにより品質・精度はもちろん、そこに新しい技術が生まれ、そして継承されていくのではないでしょうか。

写真左 一番上 南側外観
        屋根は低く抑えられ、米松の柱と土庇
        そして、奥に中庭が見える
写真左 二番目 和室より正門側を見透す
        夏期に使用する簀戸も引き込みになっている
写真左 三番目 下地窓
写真左 四番目 玄関 オリジナルの手摺
写真右 上   玄関アプローチ 土間は黒御影石の四半貼り
写真右 下   中庭を見る
        シンプルな苔庭と深草洗い出しの犬走り
image2
image3
 
 
 
 


 

記事URL