技術だより

2013年8月23日 金曜日

化粧構造材 紙貼り養生


紙貼り養生は、建て方時に化粧構造材についてしまう手垢や建て方後の日焼けによる焼けムラ防止としての役目も兼ねています。

技術的には、化粧材の見えがかりを想定して貼っていくところと、各種仕口、継ぎ手の切り口にピタリと合わせるなど、化粧材の扱い方を理解しなければならないところが難しいところです。
(工期によっては、造作材も紙貼り養生をする時もあります)

化粧として見えてくる部分に、経師屋さんがふのりを使って紙貼り養生をしています。
化粧構造材の紙貼り養生が終わり、乾燥中です。
紙貼り養生をした材に、当て板や養生コーナーで再度養生しています。
この状態で現場へ運ばれていきます。
仕上げ時には、紙をはがして清め洗いをします。

 

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2013年8月 2日 金曜日

お茶室屋根 トントントントン こけら葺き 施工中です

2~3㎜厚の 椹(さわら)の手割り板を、屋根に葺いています。
それを留めるのは竹釘です。

竹釘を打つ
①竹釘は、口に含みます(20~30本)。
 その際、尖った部分が口の奥になります。
②金槌を握ったまま、口に含んだ竹釘を1本ずつ指でつまみ出します。
 (下段真ん中の写真)
③1本の竹釘は、約4発で打ち込みますが、一連の作業を行う際、
 金槌は持ったまま行います。

・現在施工中です。
・腐食防止のために銅板を挟んでいます。

・手が入りにくい所も工夫して葺いています。

 
・竹釘と屋根金槌。
 葺き足は1寸です。
(金槌の頭の巾も葺き足サイズになっています)

・竹釘を打つ構えです。
(竹釘が親指の先に見えています)

・竹釘を金物部分にあてて押し込んでいます。
(裁縫の指ぬきで針を押す要領に似ています)

  

「こけら葺き」については、ブログ『杮葺き(こけらぶき) ~語源と技術~』で紹介しています。

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