技術だより

2012年9月12日 水曜日

入社して一年

入社して一年が経ちました。この作文は常駐させてもらっているN邸新築工事の完了検査を受けた日に書かせてもらっています。入社時はお客様のお宅の解体工事の真最中でした。一年前と同じように現場の前の道路を掃除しつつ思い返してみますと、同じ場所を掃除していても、その風景はすっかり変わり、とても感慨深く思います。

最初に配属された日の業務はお客様の引越しのお手伝いでした。かなりの緊張感を持ちつつ、たくさんのダンボールを運んだ覚えがあります。当時、N邸が竣工するころにはあらゆることに慣れ、緊張もはずれ、さぞ優秀な若手社員になっていることだろうと、そこそこ本気でイメージしておりました。まんまと覆され、緊張しっぱなしの不器用小僧であります。

相も変わらず、作業着はすぐ汚れ、筆記用具はよく失くし、携帯電話まで壊し、しょっちゅうコケております。少ない睡眠時間にも慣れず、気づけば気絶したように寝て、よく知らない駅で起こされております。「日々精進」「日進月歩」あたりが座右の銘ですが、現場自体が着実に進捗していることが喜びとなって生きております。

現場では職方の言葉がとにかく印象的でした。「この仕事大変だろ、辞めたくなったろ」「嫌になったら辞めなよ」「よく水澤やめないね」「辞めんなら今のうちだと思うよ」「辞めちまえ」など...辞めません。すいません。これからもどうか宜しくお願いします。

多くの職方にお会いして一人ひとりに多くを学ばせていただいております。一年間あっという間でしたが、何年分か多く生きた気がします。

基礎教育研修会では、工程別に講義を進めてもらえたので理解がしやすかったです。ちょうどN邸の工程と同時進行だったため研修で予習、現場で実践という形がとれ、学びやすかったです。

入社前に描いていた自分と、現状の自分とでは差があり、知識も技術も体力・精神力が不足しているので、少しずつでも差を埋めていきたいと思っております。また得意分野を習得してアイデンティティを持ちたいです。

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