技術だより

2021年12月 7日 火曜日

ZEB/省エネ建築物への取り組み

弊社は、「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けた取り組みとして「ZEB」の普及・提案を積極的に行います。
省エネだけでなく快適性・安全性・生産性を高め、「優れた建築」を提案できるよう設計・施工共に取り組んでまいります。

記事URL

2020年7月 3日 金曜日

長押(なげし)~語源と技術~ 

 日本建築の、そして和風建築の重要な要因の1つである「長押」のルーツは古く、もともとは柱を挟む構造材として使われていたようである。
「長押」の役割の一つが鴨居の補強と言われているが、座敷としての「格づけ」の意味も持ち合わせている。
ここでは、本長押、蟻長押、天井長押、半長押などを柱の面の有方に即して割り出す手法を大面取りを例にあげてみた。


 

記事URL

2019年6月18日 火曜日

釿名栗(ちょうななぐり)

釿目削り(ちょうなめけずり)とも言われ、木材の表面を釿(ちょうな)で斫(はつ)る仕上げである。
釿とは木材の斫り仕事に使う鍬(くわ)のような形をした木工具を言う。
木材の斫る面を上面にして作業し、斫り方には、波形斫り、竹節形斫り、突き鑿(のみ)斫りの3種類がある。
主に床板や羽目板に用いられるが、柱や床框に用いられることもある。
「名栗」を建築事典で調べてみると、栗の木を釿で斫った材料と記されている。

記事URL

2018年8月21日 火曜日

稲子(いなご) ~語源と技術~

付け稲子、竹稲子、本稲子、稲子釘などの種類があり、稲子は差すと言う。
羽重ね張り天井板の矧ぎ目(はぎめ)や継ぎ目に、稲子を天井裏につけてその隙を防ぐ工法である。
現在では、無垢の巾広天井板を使用するような仕事が少なくなり、合板下地に単板張りやプリントの天井板が主流になってしまい、板の伸縮等を考慮する稲子を使うような仕事が無くなりつつある。
木造伝統技術の素晴らしさは、無垢の木を生かす技術から生まれている。
見た目がよく、いかに安く効率よく造る今日的技術では技術面での継承は無くなるだろう。
本当の技術を残すために考えなければならないことは、表面に現れてこない内的要素がどうなっているのかを技術的に「時間を掛けて理解する」とともに、造られるものを「生きものとしてとらえる」ことが重要なファクターになるのではないだろうか。

記事URL

2017年12月21日 木曜日

ひかり付け  ~語源と技術~

数寄屋建築では、自然を大切にする技の心に「ひかりつける」という仕事がある。
特に丸太仕事では丸太を柱に仕立てるために、まず柱を根石(自然石)の上に立て、上部は桁を受ける姿になる。
柱の足元は根石(自然石)の凹凸に合わせ、柱の上部は桁の形状にあわせてひかりつけている。
元と末の太さの異なる丸太を、いかに自然の木立をイメージした美しさに加工し組み立てていくかが要になる仕事の一つである。

記事URL